プロフィール


住まい 大阪府河内長野市
出  身 地 和歌山県紀美野町
ハンドルネーム シルバー少年(一生少年の気持ち)
生 年 月日 1941年7月
家    族
血  液 型
趣    味 山登り、日曜菜園、読書


 訪問頂き有難うございます。

 平成11年、岩湧山登山道で私は珍しい花に出会いました。岩湧山の案内所・四季彩館に写真を持ち込み名前を初めて教えてもらった事が岩湧山の野草に興味を持ち始めたきっかけです。フシグロセンノウという花でした。以来、岩湧山にはどんな野草が生えているか調べ始めました。

初めてのホームページに挑戦。   通信環境は電話線でインターネットを見るというものでスピードが大変遅く、画像は小さくし画質を極端に落としてアップロードしたため・・・大変見づらくなっていますのでご容赦下さい。

 最初の6年間は毎週岩湧山に通い、現在では715種の花を掲載することが出来ました。新たな花を探がす楽しみと運動不足解消のため、岩湧山詣でがライフワークの一つになりました。最近は登る回数も新たな野草も少なくなっています。他の山にも花探しに行くことが多くなり「山歩日記」を独立しました。「山歩日記」に発見した野草が次々に載っておりますからご覧下さい。
今ではこの南大阪の山で、どの草花がいつどこで見られるかという「カレンダー」と「地図」が私の頭の中に刻まれています。

 その間に発見した野草が盗掘などで絶滅に瀕した種も見られます。そこで忘れられないのはウチョウランの盗掘騒ぎです。超貴重種のため「岩湧山の花」にも掲載しなかったウチョウランが盗掘されたのです。
 平成20年7月朝日新聞にウチョウランとりに行き行方不明という記事がでました。またその日滝畑地区で警察官の捜査で堺市の方が行方不明となっているが心当たりはないかと聞かれました。2日後に谷底で瀕死の重症を負って発見されました。私はウチョウランの生えている現場に駆けつけましたところ無くなっており、ゴッソリと跡形が残っていました。それから仲間と大阪府の担当者を通じ警察に調べてもらいましたが、瀕死の重症でとても聞けなかったということです。悪い言いようですが盗ってはならない野草を盗って天罰が下されたと思います。

 平成15年新自然公園法が施行され、多くの野草の盗掘は法律で罰せられることになりました。主なものは、ササユリ、ヤマユリ、イナモリソウ、キキョウ、コケイラン、サイハイラン、キンラン、ギンラン、エビネ、アケボノシュスランの他53種です。

 お薦めのコースは滝畑ダムから千石谷を通り、山頂に登り、滝畑に下る岩湧山一周コー ス です。 千石谷は滝畑地区の上水道の水源にもなっており、きれいな清流にそって林 道が伸びています。 奥入瀬渓流を思わせる流れと、別名うなぎの滝という大滝が見所で、四季折々の草花の種類が豊富、散策にはもってこいです。 このコースはゆっくり歩いて約6時間です。


 平成12年、今まで三つ合までだった林道が山頂近くまで完成しました。
平成13年3月、20年ぶりに山焼きが復活、毎年3月下旬の日曜日に行われています。
林道造りには反対でしたがカヤ原保護のため、お年寄りの作業者が登るには仕方がないことでしょう。後で聞いた話ですがカヤを運ぶ索道の上に関送電線ができて、索道を低く抑えられてスピードがでなくなったため、林道を作り車で運ぶようにしたとのことです。


 山焼きが復活した結果、多くの珍しい草原性植物が見つかりました。大阪府で絶滅とされた野草2種類と絶滅危惧種の野草5種類です。

 平成14年6月、千石谷両側の相互林業所有地(296ha)を河内長野市が買収、市は滝畑ダムの水源涵養保安林として管理する方針と発表されました。 市の方針ではブナ、コナラ、ケヤク等の落葉樹の森とし、市民が憩えるようにしたいとのことです。

 花の説明に万全を期していますが、私の理解の誤りで間違った説明ありましたらご容赦下さい。


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