シャクチリソバ  赤地利蕎麦     タデ科  タデ属

花 期   10月〜11月
分 布   本、四、九
撮 影    12.11.4 滝畑

チベットや中国南部の高地原産の多年草。
1年草のソバと 違って多年草なので、宿根ソバとも呼ばれる。
インドや中国の高地などでは、そば粉を利用するほか、 葉を食べる野菜としても利用される。
日本では作物としては栽培されていないが、 野生化しているのが見られる。
葉は基部が横にはりだした三角形。
秋には白い小さな花が多数咲く。
果実はソバより大きく、栗褐色に熟す。
南海高野線三日市町駅北側にかかる楠公橋の土手に、
30年ほど前から「シャクチリソバ」の野生化が見られます。
命名の由来はシャクチリの赤地は草木の生えない土地
や赤土を意味し利は穀物を栽培するのに耕すことの意味
・・・河内長野市広報99年10月号。 ながの草木より。



inserted by FC2 system